1業種1業者(1)

ITビジネスについて、自分に誤解があったことを認めなければならない。

天才的な商才を持つ方々とのお付き合いが始まり、そのセンスが伝わり始めてくると、既存のITが違って見えてくる。

とりわけ大きな誤解だったのは、

「ITという(一部地域を除く)世界共通のインフラは、あまりにも広大な市場ゆえに世界の多種多様な業者たちを受け入れられる。」

という思い込みだった。

イメージとしては広大だが、実際はそうではなかった。


例えば、9年前から様々な離島の経済を研究しているが、言ってしまえば、島には暗黙の了解として「1業種1業者」みたいなところがある。

同業他社が存在しては、島内の平和や均衡を保ちにくいからだ。

しかし、背景こそ全く異なるものの、ITビジネスもまた、「1業種1業者」の流れは加速していると言える。

例えば、SNSと言えば、facebook。

オンラインショップと言えば、amazon。

動画と言えば、youtube。

文字でつぶやく程度ならば、Twitter。

…といったところだろう。

もちろん、インスタやTwitterもSNSであり、Facebookも、国が違えば主流じゃないところもある。

しかし、いずれは淘汰され、1業者に集約されていくことになる。