普通じゃないことをやる勇気

AI.png 高すぎる目標を掲げ、地道な努力を続けてもまだ届かないとき。

 思わず、プレッシャーに負けて奇策に走ろうとしてしまう。

 そして、そんな自分を身近な人ほど心配して止めようとしてくる。

 そこに正解はあるのか?

 2ヵ月半前、オレは答えを出した。

 上場という高すぎる目標。

 追いかける資格がないわけじゃないし、むしろ追いかけることは義務となっているけれど。

 現実的な努力を積み上げた先に、見えたりはしなかった。

 そりゃあ、地道な努力をしていれば、思わぬ展開が起きるのかもしれない。

(しかし、それって他力本願じゃ?)

 この思いを払拭することもできなかった。

 それならば、これまでの前提を無視するような全く新しい策を試すしかない。

 いくら身近な人に心配をかけようとも、彼らはオレが課されている義務や責任を本当の意味では分かち合えない。

 そう決めて突っ走り始めてから2ヵ月半。

 思えば、もうすでにいくつもの「思わぬ展開」に見舞われてきた。

 まだまだチャンスをモノにできてはいないが、地道な努力を続けていたらこの5分の1ぐらいしかチャンスは到来しなかったはずだ。

 なんの根拠もない不透明な未来。

 本当は選びたくない未来だ。

 しかし、久しぶりにそういう選択肢をとったという認識があると、思い出されることがある。

(なんだ。これって昔からのオレのやり方じゃないか。オレにしか出せない成果を挙げるときのやり方じゃないか。)

と。

 自覚はなかったが、いつの間にか保身に走っていたようだ。

 そして、その雰囲気が今はない。

 これがベンチャーだ。