20年前に比べれば、ネット上の無法状態は着々と解決しつつある。
そして、こういう時代が来ることはあの頃から分かっていた。
これだけ時間がかかることも…。
デジタルタトゥーという言葉もある。
相手を苦しめるためにネット上に残すという武器がかえって、自らに不利な証拠として残り続ける。
その不安や恐怖は、こちらが思っている以上なのかもしれない。
しかも、お互いの素性が分かっていれば、仲裁・謝罪・和解という手段もあるかもしれないが、匿名性を武器にしてきた人間にはそのハードルも高い。
許されにくい環境の中で、いつ訪れるかも分からない破滅に苛まれるのだろう。
同情はしないが、償う勇気が湧くことを祈りたい。
そこから逃げれば、この先もこのようなネガティブな感情からは解放されないからだ。
2022年5月8日21時