若い子とコンセプトやヴィジョンについて話していて気付いたことがある。
例えるなら、「今後は節約しようか」と提案すると、「はい!頑張ります!」と答える。
そこで、「じゃあ、早速だけど無駄にタクシー使うのはやめようか」と提案すると、嫌がる。
「じゃあ、すぐにコンビニでジュース買うのは?」と聞くと、これも嫌がる。
そんな感じだ。
どうやら「節約する」ということがどういうことなのか、因果関係が分かっていない。
だから、漠然とポジティブな回答や決心をするが、具体化しようとすると反発してしまう。
因果関係が見えていないうちから、ミッション、ヴィジョン、コンセプトの類を決めさせてはいけないということだ。
もっとも、気質の問題もあるかもしれない。
因果関係が見えていなくても、嫌がらずに行動できるタイプなら問題ないからだ。
そうやってノウハウを吸収していけるタイプの成長は早い。
2022年5月13日21時