芸能は、才能が必要な世界のように見える。
しかし、芸能は他の業界に比べて特別なわけじゃない。
商品がヒトであるのは、芸能に限った話ではなく、分かりやすいところで言えば、人材派遣もそうだし、なんならサービス業もそうだと言っていい。
…だとしたら、他の業界同様、必要なのは競争力だ。
才能は競争力の一部にしか過ぎず、その上下関係が変わることはない。
もちろん即戦力になる代わりに伸び悩むタイプもいれば、大器晩成型もいるだろう。
プロデューサーは冷徹にそれらを見極めながら、最適に組み合わせていく必要がある。
とはいえ、そんなこと言ってたら恩師に怒られてしまいそうだ。
オレがやるなら、互いが互いの特性を感謝しあい、連携していけるようにしなければならない。
大器晩成型に投資が必要なときは即戦力タイプが支え、即戦力タイプが伸び悩んだとき、大器晩成型は恩返しできるような感じだ。
2022年7月28日20時半すぎ