高度なマネジメントの正体

 マネジメントと出会って以来、十数年にも及ぶ誤解があったことに数日前、気づいた。

 極み、頂上の類に気づいたというべきかもしれない。

 究極のところ、マネジメントは高度化すれば、セルフマネジメントに到達し、さらに追及した先には、感情という思わぬゴールが待っている。

 言ってしまえば、気まぐれでマネジメントは振り回されるのだ。

 利己的にも、利他的にもなり、冒険的にも、保守的にもなる。

 従順的にも、反抗的にもなり、依存的にも、自立的にもなる。

 短期的視野にも、中長期的視野にもなる。


 ただ、どちらかが長期に渡って続けば、飽きやストレスが生じるのだ。

 半々のバランスが良いわけでもない。

 最高のマネジメントとは、使うものの個性にフィットさせた形で、どちらに転んでもプラスとなるような環境を整備すること。

 言わば、一個人の感情の自由を獲得させる作業なのだ。


 2023年4月6日 午前9時すぎ