社交辞令を言わしめる力
長年、誉め言葉を含む社交辞令に対して、
(相手は本気でそうは思ってはいない。
言葉どおりに受け取ってはいけない。)
というネガティブな印象を持っていた。
社交辞令が溢れるこの世の中に対しても、
(相手の真意には滅多に触れられない。)
と、失望さえしていた。
しかし、よくよく考えてみると、仮にでもそう言わしめたのであれば、相手はほんのわずかでもそう思う余地があったということだ。
後々、
「本当はそう思ってなかったけどね。」
と、逃げ口上に走って嘲笑するような輩もいるだろう。
そんな連中にフォーカスする必要もない。
悪意のない社交辞令を鵜呑みにして、世の中を薔薇色にしてしまう生き方だってある。
なんとなく、そういう生き方を目指してみたいと思った。
2023年4月17日22時半