1業種1業者(1)

ITビジネスについて、自分に誤解があったことを認めなければならない。 天才的な商才を持つ方々とのお付き合いが始まり、そのセンスが伝わり始めてくると、既存のITが違って見えてくる。 とりわけ大きな誤解だったのは、 「ITという(一部地域を除く)世界共通のインフラは、あまりにも広大な市場ゆえに世界の多種多様な業者たちを受け入れられる。」 という思い込みだった。 イメージとしては広大だが、実際はそうではなかった。 例えば、9年前から様々な離島の経済を研究しているが、言ってしまえば、島には暗黙の了解として「1業種1業者」みたいなところがある。 同業他社が存在しては、島内の平和や均衡を保ちにくいからだ。 しかし、背景こそ全く異なるものの、ITビジネスもまた、「1業種1業者」の流れは加速していると言える。 例えば、SNSと言えば、facebook。 オンラインショップと言えば、amazon。 動画と言えば、youtube。 文字でつぶやく程度ならば、Twitter。 …といったところだろう。 もちろん、インスタやTwitterもSNSであり、Facebookも、国が違えば主流じゃないところもある。 しかし、いずれは淘汰され、1業者に集約されていくことになる。

続きを読む

祝杯ムードは終わりにしよう。

資金調達を得て九死に一生を得たオレたちだが、あれから数ヵ月が経過した。 それまでの自分たちの苦労を労う程度の贅沢はさせてもらったが、豪遊からはほど遠かったと思う。 せいぜい、牛丼やラーメン屋でトッピングが2品増えた程度だ。 しかし、そろそろ、その資金が自分たちの責任にどう圧し掛かっているのかを正面から受け止め、ストイックな生活に入らなければならない。 仕事終わりの酒を多少多く飲むためにカネを使っても、スポンサーが怒ることはないだろう。 しかし、その酒が翌日に残り、睡眠不足にもなり、プログラミングに支障をきたすようであれば完全にアウトだと思う。 今、オレたちに求められているのは最速の開発速度。 そして、それを維持するために必要となるのは、質の良い開発時間の確保だ。 酒を飲まないからと言って無駄な夜更かしはできない。 生活のリズムを狂わせて、睡眠が足りてるのに昼間に眠気を感じるようでもダメだ。 また、指や手首を痛めるような行為は避けなければならない。 それが一瞬で大金を手にしたオレにかかってくる責任だ。

続きを読む

戦闘態勢

新しいノートPCを購入した。 プログラミング速度を向上させるための最後の仕上げとも言える。 すでに、開発以外の業務は一手に引き受けてくれる優れた人材を獲得できた。 何年かぶりに本格的なプログラミングを行うことのブランクも、ここ一か月でだいぶ解消できてきた。 それゆえ、このPCの設定作業が完了すれば、12月からはいよいよ開発が本格化する。 思えばここ数ヵ月は、相当頭のキレる人たちと出会い、話し続けてきた。 おかげで、全体戦略はかなりブラッシュアップされ、ライバルも明確になってきた。 ここまで来たからには…。 中途半端な規模を相手にしたりはしない。 ドン・キホーテのようにありえない規模の組織をターゲットに定めることで、特有のゾクゾク感を楽しむ。 オレたちは…ヤバイ。 そして、この主張は、実績も、強力な手段も手にした今、単なるビッグマウスではない。

続きを読む