プロデュースとマネジメントの境界
ここ1年、数人の人材を育成してきた。
スカウトから始まり、マネジメント、研修、トレーニング、プロデュースを行っていく。
契約金やレッスン料などは一切もらっていない。
カフェや飲みなども全て、こちらが負担している。
例外は、相手が遅れてきたときに、こちらが先に店で待っていて、その店が前払いの場合ぐらいだろう。
しかし、最近、ある人材の研修、マネジメント、トレーニングを打ち切った。
その一方で、プロデュースは前向きに継続していくことにした。
先行投資のコスパを考えてのことだった。
そして、その瞬間、マネジメントとプロデュースの役割が明確になった。
マネジメントは、何が何でもその人材を成功に導くこと。
一方で、プロデュースは、その人材にも有効なチャンスや環境を創り出していくこと。
それゆえ、「マネジメントは対象が一人であるのに対し、プロデュースはあくまで対象が複数」となった。
自社定義だ。
リソースが限られていようが、潤沢だろうが、
「有望な人材にリソースを集中させ、そうではない人材に無駄なリソースは割かない。」
という点において、やることは変わらない。
ようやくこの分野で一歩前進できた気がした。
2022年7月19日23時すぎ